緊張を和らげよう!目の疲れを感じたときにしたいこと

疲れを感じたときには目薬をさすという人もいるでしょうし一定の効果もあるでしょうが、ストレッチで解消することもできます。眼の疲れというのは多くの場合ピント調節機能が一時的に低下した状態です。どうしてピント調節機能が低下するかというと、ピントを調節しているのは眼、正確に言うと水晶体という組織の周囲にある筋肉で、これにより凸レンズの形をしている水晶体の厚みを厚くしたり薄くしたりすることで屈折率を変えてピントがあうようにしているのです。

この筋肉ですが、あまりに同じ姿勢を続けると肩こりなどが生じるのと同じで、常に同じところばかりを見続けるとこり固まってしまいます。こうなると、少し別のところを見ようとしてもすぐにはピントが合わせづらくなり、それを眼の疲れというように人は感じるのです。

そこでストレッチというのは同じところばかりを見続けないというのが第一の対策になります。近くばかりを見続けずたまには遠くを見る、あるいは正面ばかりを見続けず、たまには上下、左右に眼球を動かすといったようにすることで意図的に筋肉を動かしてやることです。肩が凝ったときに腕を大きく回すことですっきりするのと理屈としては同じことです。