コンタクトレンズを使うのであれば、3か月程度の期間で眼科で定期検査を受けた方が良いでしょう。いくつかの理由がありますが、まず、丁寧に扱っているつもりでもレンズに傷が付いていたり汚れが溜まっている、変形が起きているなどの問題が起きている場合があるためチェックを行え、正しい使い方のアドバイスも受けられます。
ワンデーや2ウィークタイプであれば交換しているのでレンズのチェックは不要ですが、自覚症状がなくても使用中に角膜に傷が付いていたり感染症になっているなどの異常が起きていることがあり、重大な症状に進行する前に対応できるので安心です。その他にもレンズの度数が合っていないと体への負担になるので視力検査をしたり、装着時の違和感や角膜に傷が付きやすくなる原因にもなる目のベースカーブとのずれの確認、ドライアイになっていないか涙の量を調べたり、角膜の透明度を保つ働きのある内皮細胞の状態を検査します。
このように眼科で検査することで自分では気付いていない異常に早期に気付けるのが定期検査が必要な理由です。目の疾患は対処が遅れると失明する危険性もあるため、安全に利用するために手間がかかっても検査を受けに行きましょう。